こんにちは!!北海道ヘルスケア.netの山本です!!
今回も体に関する、健康・予防情報をお伝えしていきます!!お願いします!
今回のコラムは立ちっぱなしによる体への影響についてお話していきます!!
仕事などで立ちっぱなしになることが多い方がいると思います。
例えば、カウンターで接客の仕事であったり、看護師さん、美容師さん
など、、
立ちっぱなしと言えど、歩いたり、座って行うお仕事と合わせた職場環境であれば良いのですが、基本的に立っていてあまり移動を伴わないような仕事内容だと体への影響が出てきます。
そして、それが慢性化してくるとより大きな影響になってきます。
立ちっぱなしによる体への影響
まずは、ざっくりと立ちっぱなしによる体への影響をお伝えします!!
・腰や足の痛み
・疲労感
・血管系の問題
・妊娠関連の問題
・首や肩の不快感
などの影響がでてきます。
長時間立っていることで、筋肉に血流がいきづらくなり筋肉が疲労してきます。
その結果、ふくらはぎのだるさや首や肩のだるさにつながってきます。
それが過度になってくると、疲労物質がたまって腰痛などの痛みの原因になったり、血流が滞ることで静脈瘤という血管の問題にもつながってきます!!
腰痛と立ちっぱなしの影響
長時間立っていることで、中臀筋というお尻の外側にある筋肉の活動がとても高くなります。
この中臀筋というのは、足と骨盤を安定させる筋肉で腰痛とも関連があります。
この筋肉が過剰に活動し、疲労することで、腰痛につながってくる可能性もあります。
また、腰痛は心理的・精神的な影響から生じることもあります。
長時間立っていることで、疲労とともに精神的な負荷がかかることでも腰痛の要因となってきます。
血管系と立ちっぱなしの影響
長時間立っていることで、血流が滞ることで、静脈瘤のリスクが高くなったり、むくみがみられたりします。
また、夜間にけいれんのリスクも高くなります。
つまり、夜に足がつりやすくなります。
血圧の変化やめまいなど、起立性変化ももたらします。
立ち上がった時にめまいを起こすなどの症状です。
妊娠・出産と立ちっぱなしの影響
長時間の立ちっぱなしが慢性かすることで、早産や自然流産、死産のリスクが高くなる傾向にあります。
低体重児出産には影響そこまでありませんが、妊婦の方は慢性的に長い時間立っている環境に配慮していく必要があるかもしれません。
必ずしも、早産や死産になってしまうと言うわけではないので、気をつけてください。
(まったく脅しとかではないです!)
ただ、これまでの研究でリスクが高くなるという結果が出ているので、参考程度に考えていただければ幸いです。
どのような対策をとればいいか?
長時間立っている環境を帰ることができればいいのですが、なかなか難しい場合もあると思います。
・立ち仕事ではない仕事に転職
・仕事のすきま時間に屈伸運動やもも上げなどの運動をする
・疲れやすい靴をはかない(軽い靴やクッション性のあるもの)
・ストレッチや筋トレの習慣化
・着圧ストッキング
・休憩時間中にストレッチや体操
細かいですが、少しでも意識をかえるとでできることはあります。
あとは、疲労感を軽減するためにしっかり睡眠をとることと栄養バランスがとれている食事を心がけることもいいと思います!!
それでは今回はこの辺で!!次回もお願いします!!
北海道ヘルスケア.net
理学療法士 山本和真